こんにちは。
宇宙塾新瑞橋校 教室長の下野です。
今年の短い夏休み。
みなさん、学校の課題は終わりましたか?
中学生は今週チェックを行っていますが、全部済んでいる生徒は一握り…
やはりレポートや作文など、面倒なものを残している子が多いですね。
8月17日提出のものがほとんどです。お盆前には終わらせよう!
愛知県の高校受験は内申が大事とよく言いますが、
生徒たちはどのくらい認識してるのかな?と書きながら思いました。
ちょうど休憩中に談笑している中3生が3人いたので聞いてみることにします。
「受験では内申が大事!って聞いたことある?」
「あります!なんかみんな言ってます」
「じゃあその内申がどういう風に使われるかは知ってる?」
首をかしげる3人。
愛知県の公立高校入試は複雑なので、その気になって調べないと知らないのは当然といえば当然。
県外出身の保護者の方々からもよく相談を頂きます。
半分は内申点で決まる
公立入試では、内申の数字を2倍したものが使われます。
5段階×9教科×2で90点満点ですね。
入試当日のテストは22点満点×5教科で110点満点です。
これらの数字で合格者を決めていくことになります。
例えば定員320人の場合ですが、
まず、内申点も当日点も320位以内に入っている生徒。
合格です。おめでとうございます。
余った枠を残りの受験者で争うことになります。
ここからは先ほどの内申点と当日点の合計を使っていきますが、
高校・学科によって内申点を重視したり当日点を重視したりします。
なので、内申の方がより大事な場合も出てくるわけですね。
通知表の数字が1違うだけで、当日点に換算すると最大3点の差が付くと考えるとわかりやすいでしょうか。
ちなみに、どこの高校がどの判定基準かというのは公表されていて、
こちらのリストで確認できます。
書かれていることはややこしいですが、
Ⅰがバランス型、Ⅱが内申点重視型、Ⅲが当日点重視型だと思えばOKです。
自分の志望校がどのタイプなのか、知っておいて損はありません。
中3生はもちろん、1,2年生もこの夏に高校受験について考えてみよう!